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金融工学入門

2017年11月開講クラス お申込受付中  こちらからお申込いただけます

はじめに

ファイナンスや「金融工学」は、専門家だけが理解することのできるものでは決してなく、むしろ、社会人として世の中を渡っていく上で、必要不可欠な知識です。それにもかかわらず、日本では、正しいファイナンスや「金融工学」の知識を身につけようとすると、高い学費を払って社会人向け大学院(ビジネススクール)に通うか、自分で数式だらけの専門書を読むしかありませんでした。

他の分野に比べると歴史が浅く、初学者の方が分かりやすく学べる手段が不足していたことによって、世の中には、ファイナンスに対する誤った説明や「金融工学」に対する偏見が溢れています。
そこで、この講座では、単に正しい知識を得るだけではなく、知識を使いこなせるようになることまでを目標として、「金融工学」の基本を理解していきます。

なお、ファイナンスや「金融工学」は、実用的な学問でもあります。自分で問題を解いてみて、初めて意味のある知識となる、という考えから、この講座ではExcelを使った実習形式の授業を取り入れています。この講座を通して、実務と理論が交差する「金融工学」の面白さと実用性を味わっていただければと思います。

ご興味を持たれた方は、ぜひ初回の講義に足を運んでみてください。
みなさんのご参加をお待ちしています。

講師について

渡辺先生渡辺 信一(わたなべ しんいち)
【経歴】
一橋大学法学部法律学科卒。
安田火災海上保険(株)、ジャーディン・フレミング証券 東京支店(現JPモルガン・チェース銀行東京支店)債券部、住友信託銀行(株)(現三井住友信託銀行(株))投資研究部、投資調査部、年金運用部、証券業務部、証券管理部を経て、
熊本学園大学経済学部教授、東京国際大学商学部教授を歴任。

講師は、過去、信託銀行で約1000億円規模の資金を運用した経験があるほか、ニューヨーク大学経営大学院(NYU STERN)で客員研究員を務めたことがあります。また、早稲田大学では「アセットマネジメントの世界」の講義を担当しています。
過去、フィッシャー・ブラックや、マイロン・ショールズとも面識があり、ニューヨーク大学では、アルトマンのZスコアで有名なロバート・アルトマンやノーベル経済学賞を受賞したロバート・エンゲルとも交流があります。

【著書】
1990年 ワラント投資の基礎と戦略 東洋経済新報社
1991年 オプション・先物・ワラント裁定取引戦略 東洋経済新報社
1995年 戦略的デリバティブ 東洋経済新報社
2001年 金融工学 理論と現実 ダイヤモンド社   
2007年 金融工学と日本の証券市場 日本評論社
2008年 個人投資家がマーケットで勝てない本当の理由 ダイヤモンド社
2008年 入門 新しい金融・ファイナンス 日本評論社
2013年 世界金融危機と金融工学―効率的市場仮説の蹉跌― 日本評論社

【受賞歴】
1992年、大阪証券取引所、日本証券業協会、日本経済新聞社主催、株価指数先物・オプション取引に関する懸賞論文第一位入賞

【所属学会】
JAFEE(日本金融・証券計量・工学学会)、日本金融学会、証券経済学会、日本ファイナンス学会

金融工学を学ぶにあたって

金融工学5金融工学とは、企業価値を評価したり、ポートフォリオのリスクヘッジに不可欠な技術であり、効率的な証券投資のための技術でもあります。用語の響きから、なにか特別難しい話のように聞こえますが、実は皆さんが身につけて活用できるものなのです。
たしかに数式を活用する場面は出てきますし、「金融工学」を理解するには基礎的な数学の知識は必要です。しかし、実際の数式処理はExcelなどのソフトウェアを用いて自動的に行われるため、むしろ「どのような数字を入力するか」「そもそも、数式にはどんなメッセージが込められているか」をしっかり理解し判断することの方が重要となってきます。
本講座を受講して、そのような理解・判断を支える土台となる力を身につけていただければ幸いです。

この講座を学ぶことで得られるもの

(1)「金融工学」の歴史と現在が学べる
・「金融工学」の生い立ちから最新のトピックスまで、「金融工学」の歴史と最新の状況が学べます。
・ヘッジファンドの投資手法を知ることができます。
・リーマンショックの原因となったとされる「証券化」について知ることができます。
・世の中で「金融工学」が必要になった背景や理由について知ることができます。
・デリバティブについて、正しい理解をすることができるようになります。

(2)「金融工学」の成果を使いこなせるようになる
・「金融工学」の知識に基づいて、自分の資産運用(ポートフォリオ)を理論的に分析することができます。
・株価の評価や、その他の資産価格の理論値を知ることが出来るようになります。
・投資信託のリスクやリターンを分析できるようになります。
・期待リターンやリスク(標準偏差)を使って、効率的なポートフォリオを作ることができるようになります。
・EXCELで簡単に効率的フロンティアを作ったり、ペアトレードのシミュレーションができるようになります。
・リスクやリターンの異なるプロジェクトの間の優先順位を理論的に導けるようになります。
・デリバティブの価格やリスクを計算できるようになります。
・ファイナンスの知識が身につき、物事を合理的に考えられるようになります。
・VBAを使い、簡単なマクロを組めるようになります。

(3)「金融工学」が生活に活きるようになる
・「お金」についての知識が増え、将来的に資産運用アドバイスができるようになります。
・自分の資産運用に役立てることができます。
・企業価値の評価やアセットアロケーション(資産配分)が自分でできるようになります。
・世の中に溢れるいい加減な知識の間違いを指摘できるようになります。
・リスクとリターンの関係や、時間価値について理解し、生活にムダがなくなります。

講義内容

講義の内容は、以下のとおりです。
毎回の授業の前半では理論の説明を行い、後半では、実際にその知識をExcel上で再現し、確かめていきます。
講義には、ExcelがインストールされたノートPCをご持参ください。

【第1回】 概要             (金融工学とは何か?)
【第2回】 投資に関する理論       (将来価値とは、現在価値とは、年金の値段)
【第4回】 同上             (正味現在価値による投資判断、その他の投資判断)
【第5回】 証券投資に関する理論     (リスクとは、平均と標準偏差、共分散と相関係数)
【第6回】 同上             (ポートフォリオによる分散投資、効率的市場仮説)
【第7回】 企業価値評価         (WACCとは、CAPMと株主資本コスト)
【第8回】 同上             (会計の基礎、フリーキャッシュフロー、DCF、EVA)
【第9回】 企業の最適資本構成と配当政策 (MM理論)
【第10回】同上             (配当政策と企業価値、資金調達の方法)
【第11回】資本市場に関する理論     (債券とは、債券のリスク、金利の期間構造)
【第12回】同上             (株式の基礎、類似企業比較法)
【第13回】デリバティブの理論と実践的知識(デリバティブの種類、先物取引の特徴)
【第14回】同上             (スワップ取引とは、オプションとは)
【第15回】まとめ            (金融工学を使いこなすためのヒント)

講座の概要

お申し込みは、お申込フォームからお願いします。
※お手数ですが、件名について『金融工学入門』を選択のうえ送信をお願いします。

名称金融工学入門
講師渡辺 信一
日程毎週土曜日 10:00-12:00
4ヶ月間(全15回)11月4日開講、2月24日まで。
12/30, 1/6は年末休みとさせていただいております。
受講料24,500円/月
場所HAPON Shinjuku5階 南北会議室
※会場・日程が変更となる場合があります。その際には、事前にご連絡をさしあげます。
教科書 道具としてのファイナンス
持ち物 Microsoft ExcelがインストールされたPC

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