ベイズ統計学入門

2017年度前期(4月〜)開講分、お申込受付中です。こちらからお問い合わせください

ベイズ統計学

伝統的統計学とベイズ統計学

頻度論とよばれる従来の統計学は、全体の傾向を少数のパラメータで記述し、モデル化することで一定の成果を上げてきました。全体主義的とも言われるその手法は、世の中があまり複雑ではない時代には、よく適合していたのかもしれません。
しかしながら、21世紀は個別化・多様化の時代であると言われ、今を生きる我々の実感としてもそれをありありと感じることができます。このような状況において、より複雑なモデルを構築し現実を予測することができるベイズ統計学およびそれを応用した近代的統計手法が、年々その注目度を増しています。

ベイズ統計学について

ある種の「勘」をモデルに組み込むことのできるベイズ統計学は、頻度論の立場から見ると、非常に曖昧で、数学的に洗練されていない方法であると誤解されやすく、不当な扱いを受けることも多くありました。しかし、ベイズ統計学は、不合理なまでに現実をよく予測し、実際にとてつもない成果を挙げている理論なのです。

時代を遡れば、第二次世界大戦の暗号解読においてベイズ理論は大きな役割を果たしています。近年では、Microsoftのビル・ゲイツ氏が「21世紀の基幹技術はベイズテクノロジーである」と同社の定期カンファレンスで宣言し、実際にそれを応用して、様々なプロダクトが開発されてきました。その他にも、Google、Facebookなど21世紀になって急速に発展した企業の多くが、ベイズ統計を自らのビジネスのコアであると語っています。ベイズ統計に明るい研究者の争奪戦の過熱ぶりは異常とも言えるほどであり、現在、高額の年俸で研究者や大学院生の引き抜き合戦が行なわれています。

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21世紀の社会の様々な仕組みは、ベイズテクノロジーによってもたらされる、といっても過言ではありません。この講座は、そのような仕組みを基礎からしっかりと理解したいという人たちのために開講されました。

対象者

本講座は、従来の統計学である頻度論に、ある程度親しんでいる方を対象としています。
受講に不安のある方は、お気軽にご相談ください。

講義内容

1 ベイズ統計学概説

2 ベイズ理論の歴史

3 ベイズ確率論の基礎

4 ナイーブベイズフィルタ

5 ベイジアンネットワーク

6 ベイズ統計学の基礎

7 マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC法)

8 Stan

9 状態空間モデルによる時系列分析

10 階層ベイズモデル

11 総合演習

講座の概要

お申し込みは、お申込フォームからお願いします。
※お手数ですが、件名について『ベイズ統計学』を選択のうえ送信をお願いします。

名称ベイズ統計学入門
講師瀬下 大輔
期間5ヶ月
日程隔週日曜日 10:00-12:00
受講料19,500円/月
場所Hapon新宿会議室5F
※会場が変更となる場合があります。その際には、事前にご連絡をさしあげます。
持ち物ノートパソコン(統計ソフト「R」を予めインストールしておいてください。)
※RのインストールはこちらのWebサイトからお願いします。

お申込

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講師より

私がベイズ統計の世界に初めて触れた時、その考え方の斬新さに目を開かれるような思いでした。
従来の統計学の枠組みを相対化して観ることができるようになって、今まで自分が狭い枠組みの中にいたことに気づきました。この講座の受講生の皆さんにも、少しでもそのような思いを共有していただければ幸いです。

開講スケジュール

第1講4月16日
第2講4月30日
第3講5月14日
第4講5月28日
第5講6月11日
第6講6月25日
第7講7月9日
第8講7月23日
第9講8月6日
第10講8月20日