幾何学と整数論が交差するp進タイヒミューラー理論の魅力

p進タイヒミューラー理論とはいったい何でしょうか。 この理論は、素数が1より小さくなったり、さらには0になってしまうような数の世界が舞台です。

そんな不思議な世界から「かたち」やその変形のようすをながめると、いつもと違う景色が見えてくるかもしれません。 この講演では、幾何学と数論が交差するp進タイヒミューラー理論の魅力をお伝えします。

また、若林先生のお話を十分に理解するための予習回として、すうがくぶんかの講師が以下の前提知識について解説いたします。

・有限体
・p進体
・代数曲線
・リーマン面