「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」とは徒然草第52段の最後の一文です.これは「小さなことにも,案内人はあると良いものだなあ」という意味ですが,このことは数学を学ぶ際にも当てはまります.
数学を独学することは難しいことも多く,実際に授業でお話しすると「数式からイメージが湧かない」と感じらてれる方はとても多いように思います.
数学でも「イメージ」「やりたいこと」というのはとても大切で,数学を学んでいくのには欠かせない要素です.そして,これらを身に付けるためには「先達」に聞くことはひとつの有効な方法だと思います.
数学では「数式」が先にあるのではなく,「やりたいこと」が先にあってそれを表現するのが「数式」なだけです.数学でどんな「やりたいこと」ができるのかを学んで,数学の世界を一緒に楽しみましょう!