現代数学への入り口を概念と直感で学ぶ
『ガロア理論12講 概念と直観でとらえる現代数学入門』を教科書として、著者である加藤文元先生ご自身にガロア理論の講義をしていただきます。高校で学ぶ程度の数学のみを前提知識として、じっくりと時間をかけて入門的内容からガロア理論とは何か、そしてその応用までを解説していただきます。
ガロア理論とは、方程式の解がどういった数であるか、その数がどのような難しさを持つのかについて、「群」という概念を使って捉えるものです。
古典的な18世紀までの何でも式で計算するという数学と19世紀以降急速に発達する抽象的な現代数学との境目にあって、現代数学を先取りするような考え方がそこから始まりました。
今回の講座では、ガロア理論それ自体やそこに必要となる群論の知識を学んでいただき、さらには抽象的な現代数学へ加藤先生とともに入門していただくことができます。
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