整数論と幾何学の交差する数論幾何に入門しよう

この講座では、先日発売された三枝洋一先生による『数論幾何入門』(森北出版)を教科書に、数論幾何の入門的な講義を行います。

数論幾何とは一言で言えば方程式の整数解について研究する、整数論と幾何学の交差する分野です。

教科書の副題にモジュラー曲線から大定理・大予想へとある通り、この講座ではモジュラー曲線と呼ばれる対象を具体例として数論幾何とは何か、そして数論幾何における大定理・大予想がどのようなものであるか紹介します。

高校数学程度の予備知識から、現在も活発に研究されている最先端まで、ぜひ多くの人に数論幾何の面白さをお伝えしたいと思います。

また、『数論幾何入門』のご著者である三枝洋一先生ご本人に講義をいただく特別講義回を2回設けます。貴重な機会ですのでぜひ多くの方のご受講をお待ちしております。

※2024年度後期(10月ー3月)のご受講ついてお申し込み受付中です。