人工言語をつくって論理学を学ぼう

本講座では、戸田山和久著『論理学をつくる』(名古屋大学出版会)をテキストに、論理学の入門的な内容を入り口から学んでいきます。論理学におけるシンタクス(構文論)とセマンティクス(意味論)という二つの観点を学び、これらの関係を述べる完全性定理を理解することが目標です。

論理的とよくいうけれどそもそも論理ってなんだろう、という疑問に対して、一つの答えを与えてくれるかもしれません。

一般的に言われる「論理的に考える」ということに対しては、もしかしたら全く役に立たないのですが、コンピュータや人工知能が発展していく現代に、論理について改めて考え直してみませんか。

この講座では特別な数学的な知識は必要としません。どなたでも論理というものに興味を持つ方であれば受講を歓迎します。