欠測データ処理:統計学OnePointシリーズ解説講座第二弾
2023年2月ー4月のご受講、および、録画販売についてお申し込み受付中です。録画視聴による参加、途中参加も可能。こちらからお申込みいただけます。
講座の概要
この講座は、欠測データに関する入門的な講義です。
仮説検定や区間推定といった統計学の基本的な手法を勉強した後、いざ実社会のデータを分析してみようとすると、必ずと言って良いほど悩ましいのが欠測(欠損、missing)ではないでしょうか。例えば「欠測のある行を全て削除してしまってはどうか?」「列の平均値などでひとまず補完してしまってはどうか?」など様々な疑問を耳にします。
欠測に対する疑問は多くの場合、
- 欠測メカニズム
- 欠測の代表的な対処法
の2つをよく知っておくことで、見通しよく考えることができます。
本講座では、高橋先生と渡辺先生の著書「欠測データ処理」に基づいて上記の内容の解説を行いながら、アンケート調査を例に欠測への向き合い方を考えます。(本講座では、第2章-第8章および第13章までの内容を扱います。)そして、R言語を用いた欠測データ処理に関連する計算を紹介します。なお普段はPython言語に慣れているという方にも、そこまで難しいコーディングはなく、コメントしながら進めるので、安心して受講してもらえると嬉しいです。
受講にあたって
受講にあたって役に立つ知識
– 母平均の差の検定や区間推定の知識(統計検定2級程度、参考:初級統計学)
身につけられるスキル
– 欠測への対処を行ったとき、それがどういう場合に不適切かを考える力
– 様々な欠測への対処法
カリキュラム
2月 : 欠測メカニズム・単一代入法
ある欠測への対処が適切か、また対処がどれくらい難しいかを考えるうえで大切なのが「欠測メカニズム」です。欠測メカニズムを理解し「欠測への対処を行ったとき、それがどういう場合に不適切かを考える力」を養います。また、欠測をある1つの値で補完する方法は複数知られていますが、これらを総称して「単一代入法」といいます。単一代入法の様々な手法を紹介し、その性質を解説していきます。
3月 : 多重代入法
欠測への対処は単に補完を行う単一代入法だけではありません。さらにいえば、多重代入法の方が単一代入法より適切な場合も多くあります。そこで3月期は多重代入法とは何か、なぜ考えるのか、代表的なアルゴリズムは何か、R言語でどのように計算できるのか、多重代入モデルの診断について具体例を交えながら紹介します。
受講詳細
お申し込み、録画視聴はお申込フォームからお願いします。
名称 | 欠測データ処理:統計学OnePointシリーズ解説講座第二弾 |
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講師 | 内場崇之 |
日程 | ・2月:2023年2月5日,12日,19日,26日 ・3月:2023年3月5日,12日,19日,4月2日 日曜日 10:00-12:00 全8回※3月26日は休講。4月2日に最終講を実施しますのでご留意ください。 |
場所 | Zoomによるオンライン講座となります。 |
教科書 | (統計学One Point )『欠測データ処理―Rによる単一代入法と多重代入法―』(2017年12月初版)共立出版 著作者:高橋 将宜・渡辺 美智子 ※著作権の関係上、お持ちでない場合は必ずご購入いただくようお願いいたします。 ※著者及び出版社には、教科書として使用する許可を得ておりますが、本講座とは無関係です。 本講座に関してのお問い合わせは弊社へのみお願いいたします。 |
受講料 | 全8回受講 59,000円 第1回~第4回、または第5回~第8回のみ参加 各29,500円 ※開講スケジュールはこちらから クレジットカード支払いはこちらのページから。 |
持ち物 | ・R言語がインストールされたPC |
その他 | ・授業は録画されます。授業終了から2年間オンラインにて繰り返しご視聴いただけます。(ダウンロード不可)。 ・動画視聴のみの受講も可能です。お申し込みはページ下部より。アーカイブ視聴全般の詳細はこちら。 |
お申込み
お申し込みは、以下のお申込フォームからお願いします。
※お手数ですが、講座名について『欠測データ処理:統計学OnePointシリーズ解説講座第二弾』を選択のうえ送信をお願いします。
開講スケジュール
日曜 10:00〜12:00 | |
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第1回 | 2月5日 |
第2回 | 2月12日 |
第3回 | 2月19日 |
第4回 | 2月26日 |
第5回 | 3月5日 |
第6回 | 3月12日 |
第7回 | 3月19日 |
第8回 | 4月2日 |