現代数学の発展の源となった複素解析に入門しよう
この講座では、複素解析の入門的な内容を解説します。
複素解析では、複素平面で定義された複素数値関数を調べます。特に微分可能な関数を正則関数と呼び、これが複素解析での主役です。実数における微分可能な関数と定義はほぼ同じに見えますが、この二つは大きく性質が異なります。その結果、正則関数は非常に美しい性質と多くの強力な応用を持ちます。
複素解析は特に19世紀の数学者たちによって発展し、現代数学の源となりました。今回の講義では、高校数学程度の予備知識をもとに、複素解析の面白さをお伝えします。
※2024年度後期(10月ー3月)のご受講についてお申し込み受付中です。アーカイブ視聴による参加、途中参加も可能です。